稽古場助手、隈元梨乃です!7月です!「サラバサヨナラヨカナーン」いよいよ今月です!
助手日誌4回目!どんどん参りましょう!
集中稽古が1周目を終え、本番を直前に控えてもまだまだみんなで創作作業に挑戦することもありますが、だいぶ枠組みが整ってきました。新しいシーン、新しい振付がどんどん加わってきて、「台本」と言うものも少しずつ出来てきています。
一般に「台本」といえば、稽古のはじめから用意されているものというイメージが強いですが、ディバイジング公演なので最後の最後になって出来上がってきます。しかも今回のサラヨカに関しては、12人全員が「サロメ」を名乗っているので、役名というものが一切書かれておらず振ってあるのは役者の本名、人によってはあだ名のみ!(笑)
ちょっと不思議な台本です。本当にレシピ表という感じ。
しかし、12人もいるとなると、本当に色々なサロメがいるものです。
学生さんなサロメ、バリキャリなサロメ、無職なサロメ、結婚したサロメ、しないサロメ、したいサロメ、やめたサロメ、子供がいるサロメ、いないサロメ、ほしいサロメ、いらないサロメ、、、キリがない!!
これだけサロメ像が多様だと、彼女たちが紡ぐシーンも多様。
きらきらアイドルから、エレガントでエロティックなダンス、くるくる回るメリーゴーランド、真っ暗闇に差す光、まるで女のびっくり箱を見ているようです。でも何故だかよく知っている気がする、馴染み深いびっくり箱。
余談ですが、新しいシーンや振付がどんどん出きていく中で、私が個人的にいつも思うのはなんて音楽チョイスのセンスが素晴らしいのだろう、ということです。
どのシーンにも絶対しっくりくる。喋りとダンスと一体化して、それ以上の強烈な効果を生み出す重大要素となっています。
そして、ことごとく全部おしゃれ!(笑)
waqu:irazの魅力の一つとなっているのではないかと思います。プレイリストがあったら毎日聞きたいくらい(笑)
毎日動き続ける身体はパンパンです。皆さんウォームアップやマッサージの研究にも余念がありません。なんて真剣な面持ち(笑)
まだまだ濃く濃くなっていくサラヨカ、きっと千秋楽まで濃く濃くなっていくのだろうな。是非是非目撃してほしいと思います。
会いに来てほしい、このサロメさん達に。
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