#サラヨカ助手日誌 02 #サラヨカ

雨の日が増えてきていよいよ本格的に梅雨ですね。
私も最近、真梨恵さんと
「わー。もーアジサイ咲いてるー。わー。」と稽古帰りの道端でゆるりと季節感を感じてみたりしています、稽古場助手の隈元梨乃です。


さてサラヨカ稽古はというと、、
しほみさんバースデーをみんなでサプライズお祝いしちゃうくらいには相変わらずキャッキャしてますが、雨にも負けずザンザン、ザンザン進んでおります!!
只今お稽古場は食材豊富、スパイス豊富、調理器具豊富な先進国状態です。

今回の作品では、ディバィジングという手法を取っています。
ディバィジングと言われても聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、これは基本的には「集団創作」という意味です。

最初から台本があって、それを演じる俳優と演出家がいて…という、いわゆる一般的な演劇の形とは少し異なり、出演者も演出家もごっちゃまぜで、みんなでアイデアを持ち寄って、色々試して、そこから立ち上がってきたものを一本の作品にします。
だから一口に「稽古」といっても、例えば、女子会みたいにディスカッションしてみたり、ワークショップ的なことをしてみたり、「〜について喋ってくれ」と言われてとりあえずモノローグやってみたり…
ただ一つ共通して言えるのは、毎回毎回、全女優が己の脳みそを全て絞り出して挑んでいる、という感じがします(笑)
それだけあって、出てくるものが、めちゃくちゃリアル。痛いほどリアル。しんどいほどリアル。です。


更に、waqu:irazならではなのが、そこにダンスが加わってくるということ!
と言いましたが、「ダンスが加わってくる」という表現は果たして正しいのか?というくらい、流れるように踊る、踊る。
踊りというか、動きというか、なんというか。喋る、ことと同じくらい普通の表現方法として踊りが組み込まれています。
この動きも、ディバィジングの中で生まれてきたアイデアが元になっていることが多く、だからこそ、ダンスといえばダンスなんだけれども、とても馴染みやすいというか、見ている方にもすんなり伝わってくるんです。
こんなにキレキレなのに!不思議!笑

まだまだ踊りの部分は増えていくようなので、今出来ている部分とどう融合していくのか、助手としてもとても楽しみです…!

因みにこちらは、これからやってくる踊りまくりタイムに向けて入念に奇妙なストレッチをしている皆さん。めちゃくちゃかわいいです。


最後に一つ!
こんな稽古場面白いな〜見てみたいな〜と思った方へ、朗報です。
稽古場、見られます。
今回実施しているクラウドファンディングの特典のひとつとして、「稽古場見学」というものがあるのです。
既に第一回目の見学日が先日行われたのですが、やはりお客さんが入るとちょっとした緊張感がありました…!
クラウドファンディングについて、詳しくはプロジェクトページをご覧ください。7/3までですのでご検討中の方はお早めに!